『うみねこのなく頃に』 Episode7 感想

……俺は、心のない推理は、絶対に許さねェ

EP7読了です。

少なくない不安と不満のある物語でしたが、細事は全てを終えてからでいいでしょう。

答え合わせするにも魅せ方を凝っていたり、ここにきてさらに新キャラをねじ込んだりと飽きさせない演出で楽しく読めたことはgoodでした。

幻は幻に。

今回の見せ場ウィルによるクレルの埋葬、超カッコよかった。

正直驚いています

内容の是非は置いといて、ここまで明確に各ゲームのハウダニットを示すとは思っていませんでした。

漫画版だとより明快に書いているようでしたので読むのを止めましたが、読者の要望を反映した結果か、どうしても情報量が少なくなってしまう漫画版ゆえのサービスか。

PS3版だと九羽鳥庵のベアトが「金蔵と血の繋がっていない初代の忘れ形見」とかいう意味の分からん設定になっていて、多分CS上の都合なのでしょうが、勘弁してくれ…

EP6を終えた時点で、EP7は各登場人物の背景を掘り下げるだろうと予想しましたがハズレでした、ベアトリーチェについてのみ詳細に描写されましたね。

私が駒の行動様式を知りたいのは、それがハウダニットの半分を占めると考えているからです。

万一、全ての共犯者は黄金パワーで手に入れたとかいう展開だった場合、「愛がなければ視えない」とはなんだったのかとなりますし、幻想描写がカーテンの役割しか持たない妄想暴言空想ハッタリとなってしまいます。

心のない推理は、云々・・・。

わざわざ述べなくてもゲーム盤を見ていれば予想できるという考えならそれで構いません、EP8で上手く戦人が語ってくれると喜びます。

少なくとも、上述した最悪のパターンだけは否定する根拠が欲しいなと願っています。

黄金の真実

この死体が右代宮金蔵の死体であると保証する…!!

 

そなたが魔法にて、伏せたカップの中に黄金の花びらを生み出した。見事な魔法であったぞ

これまで使用された黄金の真実はこの二つだけだったと思います。

今回ウィルによる真相解明でこの言葉が何度か登場しましたね。

「複数の人間に共有された真実」ぐらいが適当な定義でしょうか、ゲーム盤上ではもう少し文字通りの意味になりそうですが。

関心の対象は「なぜ黄金の真実という概念が必要か」という点です。

EP7の真相解明をオサレな言葉回しで行うために、あらかじめ定義を想像できるように登場させておいた、というのはあまりに自由すぎる。

よって、EP8で猫箱の中を語るうえで重要となってくるはずだと予想。

もはやで語られても信じる必然性が薄くなっていますからね…

ゲロカスさん大活躍

前半は随分大人しくしていたゲロカスさんですが、やはり期待を裏切らないのが奇跡の魔女でした。

縁寿とベアトの受難は必要なことだったと個人的には考えています。

猫箱を開けるのなら中身がどんなものでも受け入れる覚悟は必要ですし、猫箱に閉ざしたベアトは起こりうるあらゆる可能性についての責任が伴います。

全ての絶望を踏み越えたうえで、奇跡を見つけてほしいという歪んだハッピーエンド思考を私は持っているのデス。

「苦難の先に手に入れた幸福が尊い」みたいなことをフレデリカが言っていたような気がするので、そういうことなのだと愛のある解釈をしておきましょう。

EP8について

お聞き、縁寿。

あの日、六件島で、何があったのか。

これは、辛い話でも、悲しい話でもないんだよ……。

EP8がどういう物語になるのか全く想像できないんです。

「惨劇なんてなかった」と伝えるだけならばエピソード一つ使う必要はありませんから、縁寿に伝えたいメッセージがあるはずです。

仮に「辛い話」でなくても、現在明らかになっている背景だけで「悲しい話」は避けられないような印象ですが。

「黄金を捨ててみんなで島を脱出END」でも自分は全く文句ないんですけど、作品の趣旨的にそうはならんやろということは想像できます。

だとすれば、家族が帰ってこない縁寿が少しでも幸せになれるためのメッセージがEP8に込められているとだけ夢想しておきましょう。

縁寿には偽らずに、伝えるべきことを伝えてほしい。それだけが私の望みです。

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