『うみねこのなく頃に』 Episode6 感想

難易度は、もはやありません。

これはもはやヒントではなく、告白なのです。

「うみねこのなく頃に」EP6読了しました。

答え合わせを始めた以上、考察はあまり必要ないと考えていたのですが、やはり感じることの多いエピソードだったので。

感想とケチと今後の展開予想などを主に残し奉りたいもの也と知り給え。

まず、読み物として素直に面白かったです。
ロボ朱志香とか、戦人受けの謎サービスシーンとか、ヱリカのヒールっぷりとか、戦人救出時の嘉音のカッコよさとか、ラムダとベルンの外伝とか諸々諸々。

ベアトリーチェの心臓を恋の試練によって間接的に示しながら、ヱリカとの戦いにケリをつけて 妾復活ッ!!妾復活ッ!! 勝者は黄金の魔女ベアトリーチェ!

ヱリカと同意で退屈な部分もありましたが、大筋の魅せ方は盛り上がりがあって楽しかったですね。わかりやすい悪役が存在するからこそできた展開なので、ゲロカスさん達にはやはり感謝するべきでしょう。

八城十八の偽書

開幕からとんでもないことをぶっ込んできやがりましたね。

EP3からEP5はベアトリーチェではなく、作家・八城十八による偽書だったと。

彼女が真相に至っていて、かつベアトリーチェの意図を継ぐ存在であったならば、ベアトリーチェ本人が書いた物語でなくても、何も問題がないであろうことは理解できます。

さらに、ベアトリーチェ以外でも物語を紡げるということは、未来に生きる縁寿にとっては重要な意味を持っていますし、八城十八の「縁寿の奇跡の物語を書く」という約束は最終話に繋がる伏線となるかもしれません。

過去のエピソードに偽書が混じっていたこと自体は特段驚くことでもないんですけど、いかんせん数が多すぎるでしょう。半分以上偽書ですやん…

脱力感というか釈然としない気分がものすごい、一つぐらいじゃ駄目だったんですかね?

もう少し厳しくケチをつけると、EP1・EP2以外にもベアトリーチェによる物語が存在して八城十八はそれを読んでいるのでしょうが、私の視点からすると「EP1とEP2だけから真実に至れる」という宣言としか捉えられません。

この解釈が是ならば自分がさらに無能となるだけですが、そうでないなら提示する物語の優先順を間違えているように思います。

と、書きながら考えたことですが、偽書ってやっぱり大事ですね。(←!?)
ベアトリーチェには誰が六件島を生きて出られるのか、誰も出られないのかは物語を書いている時点ではわかりません。

したがって、EP3のような生存者に合わせた物語は、色々な可能性を予想して書きまくるか、未来の偽書作家に託すことになります。

ここで、縁寿が親族会議を欠席した理由が体調不良であることを鑑みると、物語を書くための時間はそんなに多くなさそうに見えます。

よって、ベアトリーチェによる物語は少数で、その使命は偽書作家を生み出すこと。
未来に合わせた六件島事件の説明は偽書に任せる、という構造を推察します。

さらに、各々のカケラの中では偽書は原書と同等かそれ以上の意義があり、そちらに重きを置いているということは、「うみねこのなく頃に」は未来・右代宮縁寿が主人公の作品であるという飛躍した解釈までしておきましょう。

ゲーム盤デストロイヤー

前回のゲームもそうでしたが、ゲームの性格がすっかり別物になってしまいましたね。

対戦者がどちらもゲームの構造を知ってしまっている以上、これまでのような形式では決着として不十分だということでしょう。

ゲーム盤が途中で終わってしまうのだけは正直残念すぎる。

EP5はラムダデルタがゲームマスターだったのでまだ理解できます。

でもEP6は戦人が真実に至ったことを証明するためのゲームです、エリカを打ち破ったことで示せるのは魔法の使い方とベアトリーチェの心臓を理解したことetc…のみ。

まだ謎は残ってると思うのですが、よく見返すと「俺がベアトの真相に至ったことの証明」と戦人は宣言しています。

なるほど、あくまで六件島での事件ではなく、「ベアトの」真相というわけですか。

すーぐゲーム盤をぶっ壊しにくる箸クソブス殺人探偵のせいで、戦人がどんな棋譜を紡いだのかわからないのは許せん・・・

探偵を自称しながら殺人を犯すヱリカには中指突き立ててやりたいところですが、もしかするとゲームマスターの意図しない殺人が起きうる可能性の示唆という役割を含んでいるのかもしれません。

つまり過去のゲームでベアトの想定しないまま起きた事件があったかもしれないということです。というか、EP3とかはだいたいそれに当てはまるのか?

疑問としては、戦人の密室が争点となったとき、いとこ部屋・隣部屋のガムテープの封印が健在であることを宣言したのがヱリカ側だったことです。

客室での密室論争開始時点で時間が停止しているはずなのに、ゲームマスターの宣言なしに封印の在非を勝手に決定してしまっているように見えます。

いつのまにか魔女側と人間側が入れ替わっている印象。

EP5最後でも、金蔵の死体の証明に赤を使用できないとかいう謎ルールが突然課せらたりしましたが、ドラノールたちが絡むゲームのルールが未だ理解できません。

単に物語進行のための御都合ならば面白かったから納得します。

あいつも死ね。みんな死ね

決闘の直前の嘉音の言葉です。
「うみねこのなく頃に生き残れた者はなし」の答えは爆発によるものという答えがEP6で示されました。

以前の考察で、全員が死ぬ理由は六件島での惨劇を覆い隠すためという想像を本線としていました。

しかし、嘉音のこの言葉によって、その仮定が少し遠くなってしまいました。

つまり、ベアトリーチェは自分の都合・感情だけで全員を殺したのかもしれないということです。

少なくとも、戦人に対して殺意に近いほどの憎しみも抱いていたことは確認できます。

まだゲームは続きますし、EP7はベルンカステルのゲームですから希望(絶望)は棄てないでおきましょう。

そなたを迎えても・・・

今回のゲームで唯一謎として残ったのが戦人の密室脱出。

正直な感想を述べるとやっぱりベアトリーチェはすげぇや
18人ではなく17人というベアトリーチェの心臓を明かした時点で今回の謎は終わってしまう、そんな筋書きを視ていたのですが

魔女はもう少しだけ想像する余地を残してくれました、単に同一人物というだけでは答えにはならないようですね。

さらに問題を細分化すれば、①救出者が客室へ至った方法②嘉音が客室から消えた理由です。

②については人格の死とか変化によって説明できそうですけど、①はどうでしょうか。

こちらは隣部屋の窓次第ですかね、封印が維持されていないなら紗音が出ていって終わりなんですけど、人間側が窓に関するを封じるとかいう制約を設けています

結局ベアトリーチェの課したハンデ?によってうやむやですが、これが正解だとドラノール達は最悪なヤツラですから最後の最後に考えたいところですね。

窓を使わないなら紗音も最初からいなかったと考えるのが素直ですが、その場合は紗音の名を持つ誰かが代わりに居てくれないといけません。熊沢チヨあたりが適任でしょうか、先代ベアトリーチェの依り代みたいですし。

初めまして、こんにちは! 探偵ッ、古戸ヱリカと申します!!
招かれざる客人ですが、どうか歓迎を!!
我こそは来訪者ッ、六件島の18人目の人間ッ!!!

・・・・・・申し訳ないが、
そなたを迎えても、
17人だ

この赤は見逃せない問題点でしょう。
1817という二つの赤が同時に存在しています、相変わらず魅せ方が上手い

どうやら、人間の数え方さえも解釈によって一意ではないようです、

この仮定と紗音の名を持つ別の人間がいれば、窓なしでも①を解決できないこともなさそうです。

だいぶメチャクチャですけど。

ここはもう少し考えてもいいトコロかもしれません。

今後の展開予想

今回のゲームでは、(ゲーム開始時点での)ベアトリーチェに焦点を当てており、重要な情報は大部分が明かされたように思います。

今回ついに本当の意味で「勝者は黄金の魔女ベアトリーチェ」となりました。

これが右代宮戦人とベアトリーチェの物語ならば、めでたしめでたしで感動のエンディングでもよかったのですけど、先述のように多分右代宮縁寿が本当の主人公でしょう。

だとすれば、明かされるべき謎はまだ残っています。

まず第一に、六件島で本当に起きたことを明らかにしなければなりません。

次のゲームマスターは幸いなことにゲロカスさんです。

彼女なら惨劇を引き摺り出すことになっても適任でしょうから、EP7は六件島に焦点を当てて登場人物を掘り下げていくような展開が考えられるでしょう。

今回ベアトリーチェという「犯人」の正体が明かされましたが、過去のゲームの事件全てが個人の意思によるものであるとは考え難いです。

よって、ベアトリーチェがどのようにして協力者を作るのかを知る必要があります。

「駒は本来の性格に相応しい行動をとる」とEP5で示されているので、各人の思惑や行動理念を知ることで全ての謎を説明できるようになるはずだと考えます。

EP8 に関しては完全に妄想の領域ですが、戦人と縁寿が対峙する必要性は感じます。

あれだけ奮起させてもらっておいて、決別もしないまま魔女側につくことはさすがに許しませンので、どんな選択をするにしろ戦人は縁寿ともう一度会うでしょう、会え

それが戦人による物語なのか、八城十八による奇跡の物語かはわかりませんが、箱についての重大な決断を縁寿がすることになるのではないかと考えています。

きっとEP7はこれまでで一番辛いゲームになるでしょうから、ヱリカの真実に耐える力を手に入れて挑むもの也やと奉ったり踏んだり蹴ったり…

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